さっきお弟子さんのお寺に寄った。目と鼻の先にある。
そうしたらこんな話を聞きました。
ある家に大きなイチョウがあって、その傍に駐車場ができた。
そうしたらそこのオーナーが葉っぱが落ちるので木を切ってくれという。
イチョウは先にあるのにね。
やかましく言うので最初は切ろうと思ったけど、そこの住職のいう樹木は大事だという話が伝わって、それでかわいそうだから切らないで網をかけたそうです。
よかったと思う。
うちの近所でも大きな木が邪魔で畑に葉が落ちるというので切らされた人がいた。
どうして樹木をもっと尊重しないんだろう。たかが葉が落ちるくらいで。
そんなこと言ったらば人の背丈よりある樹木は皆切ることになる。
この言葉、理解できない人もいるだろうが、わたしはもっともっと、自然に譲歩すべきだと思っています。
うちも他家の葉は落ちる。木の実は車に堕ちるで汚れますが文句をいったことはない。
それじゃこんな里山に来た意味はない。
枝が伸びて「すみません」とか言われますが「いえいえ、風情があるから切ろうとかしないでくださいね」と言っているくらいです。
落ち葉が落ちたら掃けばいい。
たまったら落ち葉焚きすればいい。それだけのことだ。
なぜ樹木を殺すんだろう。