金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

懺悔はどうしたら・・・

こんな質問が来ました。

「いつもお世話になります。
本日のブログ拝読し、私もその一人だと思います。

初めてご縁があったお寺では、在家行者になりましたが、お寺での揉め事がありまして、殆ど全員が辞め、私も辞めることになりました。
そこのお寺で、先祖供養の大切さを教わり、先祖供養だけは続けたいと、違うお寺にお世話になるようになりましたが、毎月の供養代金や、その他諸々と金銭がかかるので続けるのは大変なので、結局そこのお寺とも離れることになりました。
後、後先天性心疾患の娘の毎月の祈祷もお願いしていました。

最初にお世話になったお寺で、羽田先生の事を話されていた事を思い出し、施餓鬼供養をされているとの事を知り、初めて申し込みさせて頂いたのがきっかけで、星祭り、七夕祭り、愛犬の健康祈願までお願いしていだくとこになり、現在に至ります。

私も、今までこのような事をしてきただけに、心の中ではいつも勝手ばかりしている自分に、不安を持っていました。
また、ご本尊の聖天様にご挨拶も行かないままお願いごとばかりしている事もいけない気持ちもあります。

懺悔とは、どのようししたらよいのでしょうか。心の中でずっと気になっていました。

突然の勝手な質問をして申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。」

 

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私の答え

「懺悔に決まった形はありません。写経でも読経でも懺悔の気持ちでするならそれは懺悔の行いです。 

うちの講員さんの場合は准胝独部法や宝篋印塔の供養をしている人を指導している人もいます。 しかしどうでなければいけないということはないでしょう。懺悔は形以上に心ですから。」

 

 

「お忙しいのに、

ご返答ありがとうございます。不思議です、先生のお言葉に凄く楽になりました。

 懺悔の形は色々あり、心。ありがとうございます。」