今日は七夕ですね。
中国文化圏では情人節と言って「恋人の日」とされています。
バレンタインデーみたいなものでしょう。
近所では平塚の七夕祭りが有名でしたが例によって今年は取りやめです。
まあ、昔はホンモノの大きな孟宗竹に紙や布で作った立派な飾りが下げられて実に見事でしたが、最近はわたしにはこみっともないビラビラしたビニール飾りのおんパレードにしか見えない。失礼を承知で言えば見苦しいとしか思わない。
紙や布の柔らかさがまるでない。
商店街の飾り物がでかくなっただけみたいなもんです。情緒は感じない。
従ってやめになったときいてああそうかで終わり・・・商業的にはとても残念なことかもしれないが祭礼としてはさほど・・・まあ、そういうのは平塚だけじゃないかも。
この貴船神社の七夕はなかなかいい感じ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200707-00399272-kyt-l26.view-000
仏教では「七夕の本地」という説話があり、彦星に当たるワカヒコは勢至菩薩
織姫に当たる姫には如意輪観音が本地とされる物語があります。
あるいは「毘沙門の本地」では彦星は毘沙門天、織女は吉祥天とも。
拙寺では本命星供と弁天浴酒供をしましたが、縁結びのお祭りをするのがいいのかも、
来年は少し考えてみたいですね。