大國魂神社の烏の扇です。大國魂神社第一の名高い授与品です。
災難を仰ぎ飛ばす。コロナ・ウイルスは人のいない世界へ飛んでいけ~!
信者様から頂きました。
烏は今でこそ嫌われ者ですが。彼らがいたからこそ、その昔は世の中には汚いものが残らず、疫病も防がれたのです。
烏の恩は大きい。古来、神の使いとあがめられてきた。
日本では神の使いは皆その辺にいる動物です。烏だのトビだの、蛇だ。狐だの。
ペガサスやドラゴンのような特別な霊獣の話はあまりない。
日常の中にいつも神がある。神は身近にいる。
これもカンナガラの心の表れでしょう。
むしろ常にない特殊な姿の生き物は禍々しいものだった。
首が八つもあるヤマタノオロチみたいに。
裏は深遠な杉木立。お参りしたことないんですが境内でしょうか。
荒俣宏先生の小説「帝都物語」では大谷光瑞猊下が大國魂神社にたてた鉄塔から米国のルーズベルト大統領調伏護摩の祈祷を500万馬力の電波に乗せてアメリカに送るシーンがありました。
大谷猊下は真宗の方ですから本当は密教はしない方ですが、チベット探検のイメージからですかね。・・・