大昔、まだ当院で講員制度のないころ、信者さんの御親類の家で中学生だかの女の子が何か霊がついたみたいになって困っているので是非お願いしたいといってきた。
ほどなく母親から電話があって「私どもはそういうのは一切信じないんですけどね。娘がどうしてもと言うのでしょうがないんですよ。すみませんがよろしく。」といってきた。
なんだ?このいいぐさ。
実はここの家の親父は危ない腎臓病で拝んだことがある。その後、治ったとだけ聞いた。
その時もやはり講員さんから頼まれて拝んだが本人からは何にも連絡はない。
実際後で講員さんと二人でやってきて「お願いします。」と言うので「いいけど、・・・もし、これがなおれば・・・」
信仰を考えなさいと言おうとした矢先、即座に「わかってます。お金ですよね。」とこうきた。
なんて女だ!人を嘗めてんのか。
その時は相談だけで帰ってもらった。相談料は?というので「いらぬ。」と言ったら案の定、喜んで帰って行った。
これで腹は決まった。
その後、連絡があったが「お宅の御祈祷はやりません。」と伝えた。
こんな無礼な奴なんかの顔立ててよろしくなどと頼まれる筋合いはないわ。
逆にむしろこの頼み手がいないなら考えたかもね。
もちろん、紹介者にも二度とあの人連れて来ないようにといっておわった。
そのあと娘さんが「是非行きたい‼」と言っていて、そこの家でも困っていると伝言してきたが、「私はやらないよ。よそに行きなよ。」でおしまい。
口の利き方も知らない親を持ったのが因果と思ってあきらめてもらうことにした。