今日は大きな祈願がかなった会社様のお礼奉納で京都まで、元三大師様のお軸を見に行きました。
ついたのはお昼。
わたしの好きなお寿司屋さんで少し贅沢なお昼。たまに来たんだし、いいよね。
小鯛の笹寿司
祇園花月は二時から…今は一時間前ですが人の気配は感じない。
京の町はさすがにお盆も終わって閑散としています。勿論コロナのせいも多分にあるでしょうね。
暑い盛りなのか誰もいない。
異界に来たみたい。
お迎えしたのはこのお大師様の軸です。元三大師良源、18代天台座主でその聡明さと類の稀な法力は如意輪観音の御化身と言われます。
歴史的偉業としては弘法大師と並ぶのは伝教大師ですが、その霊験で弘法大師と並び称されるのはこの元三大師です。
下の二童子は檀那流の祖・覚運 慧心流の祖・源信を表す。
恵・壇二流は天台の大きな流れです。
元三大師はわが師・白戸快昇先生の守護神でした。
去年、同門下の霊覚者K師から白戸門下なら元三大師を信仰した方がいいのでは?というお勧めもあり、去年K師に降魔大師を開眼して頂いて大師信者になりました。
この画像も値段を聞いたら到底買える額ではないので早々放念しましたが、折からある会社様の交渉がうまくいってお話してみたら快諾され、お礼に奉納いただけることになりました。
御縁が頂けたものとひそかに喜んでいます。
こうした尊い尊像が単に美術品として俗世にあるのは望ましくない。
私としては死後は法灯を継ぐ者なくば、しかるべき大師有縁のお寺にご奉納して永く寺でお祀りして頂きたい気持ちもあってお迎え申しあげました。
全く不思議なことです。
此の軸は常ならぬ威厳と慈悲の兼ね備わった見事な大師のお顔が描かれています。
何せ風紀紊乱の緩み切った比叡山を厳しく律してたてなおした御座主様です。
下手な祈願はかけられない厳しい雰囲気です。
さて、お大師様をお迎えに来てより道は良くないのでさっさと帰ります。
新幹線から見た浜名湖。浜松は気温41・1度とか。ビックリ‼