金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

理趣分素読の体験

理趣分加行は訓読音読各100巻の素読から入ってもらいますが、全部で1000巻と言う長いものです。

ある意味密教コースの方がやることは多いけど楽かもしれません。

今回はその素読をおわられた方のお話

 

「羽田先生、本日は有難うございました。

理趣分を読んでいる間、何か無かった、と質問されたときは、とっさにうかびませんでしたが、良いこと、悪いこと、不思議なことなどいくつか思い出しました

 

 仕事で部署が変わり、少々宙ぶらりんな形になっておりました。前にご相談した通りです。

最近、競合他社の○○が有ることを知り、その○○を読み始めました。社内の担当は、誰も読めなくて飾りだったのですが、私は昔に経験してたので、競合他社の画期的な○○を読み解く事が出来ました。図らずも、社内の開発で、自分の役目を自分で見つけた形になりました。

 

 

前の部署の顧客に、パワハラがとんでもなくひどい担当者がいて、私は矢面に立っていた時機がありました。

その担当のおかげで、社員が5名退職しています。

その顧客担当者、他の不正が見つかり懲戒処分となりました。『呪詛してる訳じゃ無いよな?』と不思議な思いでした

部下を怒鳴りつけている上司のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

信仰する聖天様のお寺(拙寺ではなく)から、倶利伽羅龍王様を頂いてから、お経を読むときのろうそくの燃えかたが早くなりました。

顔が熱くなるくらいに熱を感じます。20分のろうそくを三回変えていたのが4回になるほど早く燃えるようになりました。

また、朝の勤行の時に、聖天様の足に、蛇が巻き付いているイメージが浮かぶ用になりました。

最近、宇賀神様や頭が8つある龍王様の姿を見ておりました。

 

悪いこととしては、母が認知症の疑いあり、西陣様に祈願しているものの、その場にいない子供の声が聞こえるとか、無いはずのものが有るように言うようになり、心配している所です。

コロナ騒ぎで帰って様子も見れず、毎朝、夜に理趣分を読んだ後、どうか良くなるようにと祈願しております。

 

 その他にも細かい事で偶然が重なった出来事もございました。

○○さんのブログを見て、ふと思い立ち、十一月初めに熊野にお参りに行こうと思っております。例祭が8日でしてので、前から一度行って見たかった熊野に行けるようになりました。

偶然では有りますが、熊野のご縁を頂けたのだと思います

 問題になった客先担当者の仕事は、小さなミスを見つけて恫喝を続け、その事で追い詰められ、うつ病になるもの、退職者が続出。仕事もクレーム対応で大赤字の案件でした。出張先で独部法を続けていた時期から、ずっと続いていたのですが、突然その客先の上層部から担当営業にヒアリングが有ると聞き、どうしたのかと思っていたところ、処分されたとのこと。

今、担当になっていた後輩から驚きの連絡が入りました。」

 

理趣分は因縁の洗い出しの早いというお経。良いことばかりおきてくると限りませんが急速に変化が表れていろいろな縁が切れたり、そして新たに生まれたりもします。

 不可思議なお経です。