バイデン氏の勝利でトランプ大統領はすっかり往生際の悪いどうにもならないサイテーの奴というイメージになってしまった。
だが実際の票はかなり拮抗している。
環境問題のジャンヌダルクみたいな少女までがトランプ氏を嘲り、それをまた傑作だ!と報道されて聞いている人はさらにトランプ氏を超下らない人間とあざ笑い再確認するアメリカのマスコミ論調。
勿論、彼の往生際は悪いし愚かしいと思う。
だがそれが彼のすべてではないと思う。
もはやトランプはダーク、バイデンはホワイトみたいな思い込みイメージがどんどん広がる。
これは凄く危険だと思うのは私だけかな。
このへんでトランプ氏を血祭りにあげてのお祭り騒ぎはやめて、アメリカ国民はバイデン氏という自分たちの新たな国の総舵手を冷静に見るモードに入って欲しい。
トランプ氏は選ばれなかったのは厳然たる事実だろう。
それを民主主義の勝利と呼ぼうが、人種差別の敗北と呼ぼうがそれは自由だ。
立場は人により色々でそれに従い論点は様々だ。
もちろん、バイデン氏にはバイデン氏の良さもあるとは思う。
併し日本の立場からは私は今もってトランプ氏だった方がよかったと思っている。世論がどうあれ、だれがどう言おうとそこはいささかも私の意見は変わらない。
日本全体までもがマスコミ主導でアメリカのバイデン氏万歳みたいな一色モードに染まってくるのは嫌だな。
現代の衆愚はマスコミの造るところ大だ。