なかなか産み月に来ても赤ちゃんが生まれず、ついに御祈願依頼。
こういう時は訶梨帝母の略法を使う。
以前、青山社の「敬愛自在祈祷法」に載せたものです。
※今はもう絶版です。
拝んだところが母児ともにすこぶる健康なのが感じられる。
果たして昨日無事御誕生!
早速お礼の電話が来ましたが・・・
「先生、荼吉尼天供をしてくれたのですか?」
「え?・・・そんな大げさなことまではしていませんよ。」
で終わった。
でもお札は観音さんで出してるのに・・・この言葉気になるのできいてみたら
一つは拙著に荼吉尼天の十九の誓願に安産を守護すると出ていたこと。
二つ目は出産後、奥さんお体に触れたら女の神様からお礼参りには「ザクロもってこい。」と言われたような気がするので・・・とのこと。
これ思い違いですね。
ザクロは荼枳尼さんじゃなく訶梨帝母さんです。
でもザクロもってきてね・・・というメッセージ受け取ってるからやはり訶梨帝母さん現場に行ってくださったようです。
訶梨帝母は鬼子母神のこと。日蓮宗ではご祈祷本尊として有名ですが、天台寺門宗では宗祖・智証大師の守護神として重んじる天部です。
宗祖御誕生地の別格本山「金蔵寺」の訶梨帝母さんは日本最初の御出現といいます。
「 おかるてんさん」と言われて親しまれています。