金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

11月滅罪会の感想その18   善龍庵

滅罪会の修行はどのような感情が湧いてきてもかまわないのです。

 

その時々で自分の内側にあるものに気づくことが大切です。懺悔は単なる反省ではなく気づきなのです。

 

ちなみに砂澤先生はろうそくの炎はその人の心を映すと教えられてました。

 

ここから感想

 

このたびは、三回目の滅罪会の修行の機会をいただき、まことにありがとうございました。


今回は「○○○○」という滅罪観念の言葉が加わりましたが、今まで参加させていただいた滅罪会のなかで、一番「怒り」の感情が出てきました。

 

私の父は、かなり暴力的なところがあって、修行の次第が届いてから開始させていただいたところ、懺悔のなかで父を憎んていたこと、それは親不孝の懺悔の底に眠っていた感情が顔を出したことに気づきました。

 


先生のご指導にもありました通り、まずその感情を持ったことを認め、それを懺悔し、そのまま仏様にお預けするような気持ちで滅罪会の結願の日まで修行をさせていただきました。また、「○○○○」のところではこれまでに迷惑をかけてきた女性の方々への懺悔の気持ちや、「○○○○」のところではこれまで迷惑をかけてきた男性の方々への懺悔の気持ちが湧いてきました。非常に不思議なことでした。


滅罪会の当日のうち、最初の二日間は、蝋燭の炎がすさまじい燃え方をしました。特に二日目は激しく、何かが抜けていくような感じがありました。

 

自分は今、鎖骨骨折の治療中で、骨の癒合が遅く苦しんでいたのですが、ちょうどこの日に骨折の癒合促進をもたらしてくれる超音波治療器の貸し出しをしてくれる接骨院の先生との出会いがあり、治療を開始することができたりと、非常に不思議な経験をしております。(幸い、本日のレントゲン写真では治療経過は良好とのことで、まだ油断はできませんが一息つくことができました。)

 

滅罪会の結願の日に当たる三日目は蝋燭の炎がそれまでとは一転し、水を打ったように静かな燃え方となり、静かな気持ちで真言を読誦できましたことも不思議でした。


自分の感情の持ち方や生きざまが病気とも密接に関係しているのかもしれないと今回の滅罪会では強く感じました次第です。


また少しずつ、先生のご指導のもと、行事に参加させていただきたく存じます。

 

【後日談】


今回の滅罪会のあとから、日々のお勤め(聖天さまのお札をお祀りしているので、毎日お勤めをしております)の際に蝋燭の燃えるスピードが明らかに早くなりました。これも不思議なことだと思っております。また、骨折の治療も順調に進み始めました。滅罪会のあとからの変化です。見えないお力を頂戴していることを実感いたします。

 

 

 

お知らせ
12月29日から31日まで納め万霊総供養を行います。詳しくは下記リンクをご参照ください。
申し込み締め切りは12月19日土曜日です。

締め切り近くなると申し込みが殺到して事務対応が遅くなります。できるだけお早めに申し込んでいただくと大変助かります。
 


納め万霊総供養のお知らせ - 大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵


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