金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

ドロボー猫じゃなく猫ドロボーの話

ある方から聞いた猫についての難しい問題

いつもやってくる猫がいてエサも上げてる。

野良ネコのようであるからいっそ飼おうかと思うとのこと・・・

でも野良猫のようでも放し飼いしている家もあるので野良ネコとは限らない。

首輪していないとか言うこともあるが、落としてしまったり、首輪つけないで飼ってる人もいる。

だからそこは慎重にと言っておいた。

 

飼っているいないはこうなると認識の問題だ。

猫が病気したり近所で悪さした時しらんふりならそんなのは飼っているとは言えないいないだろう。

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こんな話がある。

ある家で猫が近所の家に行ってかわいがってもらえるので放置していたら引っ越すとき連れて行ってしまった。

それで「猫泥棒」ということで激しい非難を浴びたということらしい。

まあ、そういわれて申し訳ないとは思うが猫を返す気にもならないらしい。

どんな顔して返しに行けるのかも不安なのだろう。

猫は盗難届を出しても警察は動かない。

まして経緯を知っているならほとんど当人同士の問題になる。

むかし隣家の九官鳥が飛んできたのをそのまま飼っていたら、返す返さないの裁判になってとうとう最高裁判所まで争ったという話がある。

判決がどうだったかはしらないが判決時に九官鳥はもうとうに死んでいなかったらしい。

この場合どこの家の猫かも知っていて連れて行ってしまったのでは明らかに問題だ。

 

やはり愛猫には首輪には首輪くらいはつけておくべきだろう。