妙好人の因幡の源左は、18歳の時自分の父親が亡くなる際に「オラが死んだら親さま頼め」と遺言された。(親様とはここでは阿弥陀如来のこと)
それから聞法の日々が続いた。30歳の夏。藁を刈る作業をしていた。刈り取った藁を5束にまとめ、4束をデン(牛)に担がせ、1束を自分が担いだところ、急に腹痛を起こして自分の担いでいた藁をデン(牛)に預けた。すると忽然と安心を頂いだ。親様である阿弥陀仏に任すことに気づかされたのだった。デンは善知識だった。
私たちは同行二人で仏と共に歩み、任せきりにはしないが、阿弥陀仏と共にある因幡の源左の体験は大いに参考になる。
【ここから頂いたメール】
大森先生。
お世話になっております。
納め万霊供養の感想も送れずにおりましたが…
本日のブログ(1月14日の善男子善女人)を読んで、とても共感してしまいました。
私も同じだった事。
苦しかった事、辛かったこと。
自分を認められなかった事など…
改めて励みになります。
滅罪会は今回で4回目になります。
1年を振り返り、前進できている自分がいる事に感謝いたします。
毎日、朝晩、准てい観音さんには「お母さん」宝篋印塔には「お父さん」と呼ばせていただいて挨拶させていただいてます。
気持ちよく「おはようございます」と「おやすみなさい」「1日ありがとうございました」が言えてます。
私の心は少し晴れ間が見えてきたようです(笑)
これからも精進いたします。
よろしくお願いいたします。
お知らせ
滅罪会の締め切りは1月19日火曜日です。お申し込みご希望の方はお早めにいただくと助かります。詳細は下記リンクをご参照ください。
1月滅罪会(めつざいえ)のお知らせ - 大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵