プロの行者志望の方を何人も見てきた。
何が大事かと言うと、
霊感?
いりません、そんなもの加持ができてれば十分。
強い念力?
それもいいとは限らない、自己の念力に頼るあまり無理を通したり、良い結果を生まないことも多い。
一番大事なのは霊的ディフェンスができることです。
念力は強くてもディフェンスはカラッキシ駄目!と言う人もいる。
自分の弓は百発百中だが、そのくせ、ちょっと小石ぶっつけられただけで卒倒するようなもんだ。
霊的ディフェンスはどうしたらできるか。
心を左右されないこと。動じないこと。
裏を返せばそういうのは歯を食いしばって耐えるとかじゃなく、むしろそこの部分は鈍感なくらいが一番強い。
心が動けば必ず大きなスキができる。
感じることが少ないならスキはできにくい。
当たり前の理屈です。
針のように鋭敏で自分は祈祷が向いていると思い込んでいる人もいますが…大きな間違いだと思う。
悪いけど「針」など実践の庭では簡単に折れてしまいます。
祈祷をするということはつまるところ人の困った問題に首を突っ込んで助太刀するのですから無事とは限らないんです。礫も矢もピュンピュン飛んでくる。
「なんだコイツは!?ひっこんでやがれ」とういう生霊。死霊の相手は日常茶飯事ですから、
だから護身法。あれはアルファでオメガ
極めて大事な法なんです。護身法の弾指がならないのでそこまでで修行はやめてもらう。
そういう人もいます。決して下駄はかせては進ませない。
それはこの人はこれ以上は無理のサイン。
踏み越えればその人にとって取り返しのつかぬ大きなマイナスにもなりかねない。