かなり以前立派な蛇のお像があったので庭のお諏訪さまのご神体にと思ったら
霊狐さんから「心得違いたすな!諏訪明神はかような長虫には非ず。竜神であるぞ!!」と言われたのでやめたことがある。
この件はうっかりしてのちにも白蛇像を諏訪明神に見立てて「長虫ではない」と再度叱られた。
それまではわたしが納めた御魂箱があるだけでした。
でも日本には竜なんていないから、つまるところ見た目はでかい蛇の類だと思ったらそこはどうも違うらしい。
と言っても外見ではなく内証のことのようで、龍には龍の徳がある。それを蛇と言うと怒るようです。
「スサノオの切ったかの八岐大蛇は龍ではない。いかに力あろうともいまだ龍の徳がないうちがゆえにあれは大蛇というのだ。」ともいう。
「・・・宇賀神は蛇体ですけど徳はありますが?」というと
「宇賀神はもとより最上座の竜王ではないか。そんなことも知らんのか。少し考えれば当然わかることではないか。外見のことを言うてるのではないわ!お前の目は曇っているな。」とたいそう不機嫌になって叱られた。
それから大分たってある日、奇門遁甲の青竜回首にあたる方位にぶらぶらしに行って偶然。と言うか実際は必然的に水晶の双竜の置物を見つけた。
大変いいものでしたが値段も手ごろでこれだな!と思って買って帰ってご神体にしました。霊狐さんも何も言わないのでそのまま拝んでいます。