今日は鎌倉歴史文化交流館の「呪いの世界 企画展」に行きました
ここ初めてきました。
ならぶは鎌倉時代の咒具の数々、恐ろしや。
これは霊的武器ですね 鳴弦式に使う黒漆の大弓もありました。因みに写真はOK。
埋めものです。ホントのお金も埋める。
これは胞衣壺(エナツボ)、胎盤を収めて吉方位へ埋めました。これは我々とともに生死を巡る俱生神の信仰で、これをエナ荒神と言い荒神信仰 地神信仰にもつながる。荒神信仰は奥深い!
ご存知 木性人型 魘魅と言う類の術式で使います
鎌倉武士の家を守る魔よけ札、総じてどれも末尾は急急如律令とある。
よくあるパターン
江戸時代の酒呑童子絵巻 討ち取られる酒呑童子!絵巻物は保存がいい
これは北野天神絵巻ならぬ荏原天神絵巻、火雷天神となって宮中を襲う菅公。
今回のテーマは「鬼をもって鬼を制する。」
鎌倉御家人の家の屋根を守る鬼瓦は魔よけだった。
鬼はもっともパワフルな霊的存在とされた。
鬼を味方につけるにはそれを支配するという毘沙門天をはじめとする四天王が大いに信仰されたわけです。
平安時代はどちらかと言うと鬼を恐れ退けようとする。そこが武家の文化と違う。
鬼は霊的な「もののふ」なのだ。
霊的存在にはそれぞれ役割がある。龍は主に火災除けだ。
狛犬は番犬
それぞれ抑えるものが違うが鬼は総じて敵対者を容赦なく倒す。
密教でも夜叉は恐ろしいが使い勝手がいい。
もう少しおとなしいというか、神様に近いと童子神になる。
十五童子などもそう。
裏山にはやぐらがある。鎌倉時代の穴状のお墓跡がある。
小鍛冶稲荷もあったのをどこだかに移動して今は展望台だとさ。
怖いことするねえ。お役人さまは。
知~らねっと。
こういうの主宰してるんだからちっとは考えたらいいのに。いうだけ無駄か(笑)