金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

施餓鬼供養の功徳その111    善龍庵


大森先生


いつもたいへんお世話になっております。
○○○でございます。


以前、過去三代14霊の施餓鬼供養中に、
父方の曾祖父母のお墓の場所が、
ふとしたきっかけで判明したことをご報告させていただきました。


その後、また不思議な後日譚がございましたので、
ご報告をさせていただければと思います。


過去三代14霊で、父方では、なぜか、曾祖父(祖母の父)のことが
ずっと心に引っかかっていました。


この世に何か思いを残していることがあるのか、
それとも、代々武士の家系に生まれ、幕末維新の動乱の時代を江戸で幕臣として生き抜き、
また、西南戦争に出征したりと、いろいろと業が深いのかなと思ったりもしました。


さて、曾祖父母のお墓の場所は判明したのですが、
諸事情でなかなかお参りができず、本日4月10日にようやくお参りすることができました。


行ってみてびっくりしたのですが、墓所の敷地は広いのですが、お墓の荒れ方が物凄く、
数年ぐらい放置したレベルではないくらいひどいのです。


草は生え放題、落ち葉はつもり放題、小樹木と化した植物が墓の敷地に侵食し、
墓石は傾いてボロボロです。


管理事務所によると、本家は最近代替わりしたらしく、
お墓の管理料はきちんと滞ることなく支払われているようなのですが、
まったくお墓の物理的な管理がなされている形跡がありません。


○○墓地には、有名人が多数眠っており、
その周りも比較的、きちんと整備されている墓が多いのですが、その中でも、
曾祖父母の墓が突出して荒れ果てています。


そこで、管理事務所にお願いして、鎌や剪定鋏、ノコギリなどをお借りして、
2時間以上かけて、草や小樹木を伐採し、落ち葉を除去し、
何とか、最低限、お墓らしい外観にしました。
落ち葉や草だけで、90リットルのゴミ袋2袋がいっぱいになりました。


さて、その後、ふと、曾祖父母の命日にもお墓参りをしたらよいのではないかと思い、
曾祖父母の戸籍謄本で命日を調べたところ、
何と、曾祖父の命日が、明治45(西暦1912)年4月10日、
ちょうど109年前の今日、4月10日だったのです。


荒れ放題の墓を掃除し、曾祖父のお墓に初めて手を合わせたのが、
ちょうど曾祖父の命日だというのは、とても偶然とは思えません。
これも先祖のお導きだと思います。


大森先生の施餓鬼供養のおかげで、先祖との貴重なつながりを
取り戻すことができたような気がいたします。
本当にありがとうございます。


お墓が荒れているので、今後、うまく本家と連絡が取れて、
よい形で、お墓の整備をすることができたらと思っています。
よい形となるよう、、仏さまやご先祖様にお祈りをしようと思います。


取り急ぎ、ご報告申し上げます。
ありがとうございます。

 

お知らせ
 
4月19日からの愛染明王敬愛修行会のお申し込みは4月14日までです。締め切り厳守です。
 

お申し込みの方には修行法を送っております。

届いた時点から修行を始めて頂いても構いません。

申し込みには条件がありますので下記リンクをご参照ください。今回は少し条件を厳しくしてあります。

 


愛染明王敬愛修行会のお知らせ - 大森義成 滅罪生善道場 密教 善龍庵

 

 

◎施餓鬼供養申し込みのお知らせ

4月18日日曜日からの施餓鬼供養のお申し込み締め切りは4月14日水曜日までです。

 


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地蔵菩薩 於 布施弁天