善龍庵
本日から21日まで愛染明王敬愛修行会です。
こういうメールを頂きましたのでご紹介します。
ここから頂いたメール
今回の修行会、ちょっと今の私には強烈で…。
最近、理不尽な理由で縁を切られた元友人がいるのですが、
例えば敬愛和合の徳というのは、
再び仲良く交流することも
そうでしょうけど、
認めてるけど距離を取って干渉しないという事も含みますよね……?
拝んだあとに寝たのですが、夢で
去年縁を切った人間が手紙を書いてきて、上から目線で言いたい事を書き連ねてお前がもっと成長した暁にはまた仲良くしてやってもいいみたいな手紙が届いてすこぶる気分わるくて破り捨てたのですが……(笑)
メールここまで
このメールの方にはその考えでよいと返答させていただきました。
さてこの修行をすると色々な自分の内面が浮き彫りになってくることがあります。
故に参加資格として、前提に滅罪会の修行の参加があるわけです。
そして、どのような夢を見たり、どのような感情が湧き上がってきても不思議ではありません。
今回の修行は、小欲に生きる私たちが、一度、大欲の愛染明王におまかせし、またこの自分に戻ってくることを修行を通して行うものです。
言い換えれば、小さな私たちが、大いなる私たちにつながりまた戻ってくるのです。また戻ってくるのがポイントです。
この瞑想が難しいと感じる人は、ただ目の前の空間に意識するのも役に立つでしょう。
あるいはただ愛染明王にお任せするということで大丈夫です。
前にも書きましたが、修行を休みたい時は休むのが自分自身への敬愛につながります。
それが大欲の中で修行するありがたいところなのです。
布施弁財天山門