金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

迷うのはまだご縁がない

「祈祷を頼もうかどうか迷っている。」

「相談に行こうかどうか迷っている。」

 

そういう電話がたまにある。

迷う理由や不明点があるなら話を聞く余地もあるが「ただ、まよっている」だけなのはどうにもなりません。

それでもそういう。

そんなの相談されても困る。

「是非!」と進めてもらいたいのかな?

でも「是非ともお出でください」とはお誘いしないことにしている。

あくまで自分で決めてから電話してほしい。

 それは私の決めることではないからね。

かなり昔だが「電話帳に「来い」と書いてあったから電話したが金はとるのか」と言う質問

「お金はもちろんかかります。」

これには驚いた。

「大金か?」

「大金ってどのくらい?」

「5000円とか」

 

「5000円と言うのはありません。御相談は10000円からです。第一、来いなどと表現では書いてないはずです。よければどうぞと言ってるだけです。」

「わけわからん!」と電話をたたき切られた。

わけわからないのはこっちだ。

こういうことがあったので呆れて電話帳は翌年からやめた。

効率悪いし。

今は広告はなし。しいていえばこのブログだけ。

 

寿司屋や蕎麦屋に電話して「出前注文しようかどうかか迷っている」などと言われても先方は困るでしょう。

 

最近は「どうしても迷うのはまだご縁がないのでしょう。どうぞ無理はせずおやめください」と言っています。