金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

令和3年敬愛修行会の感想その3  善龍庵

 

大森先生
こんにちは 


この度愛染明王敬愛修会厳修下さいまして誠にありがとうございました。


お次第を頂き始める頃から人間関係に色々動きがあり、気持ちがザワザワする中、行って参りました。いつになく苦しい感覚でした。


良い関係を築きたいと自分なりに努力してきた相手と距離ができてしまい、辛くあたられたり言われのないことで悪口を言われたりうちのめされてしまいました。

 

その様子を知った周りの思ってもない方から慰めや励ましの言葉を頂き驚いてしまいました。

 

自分がこうありたいと思う自我は、視野を狭くしどうして、なんでと憎しみに変わってしまうので視点をもっと広くあえてこの関係性をひこうと決めました。


私が気が付かないうちに、相手に過剰な事を求めていたのかもしれません。


気持ちの整理が完全には、ついてなく悶々としてはいますが、先生のお次第の滅罪会をあわせて行ってます。

 


敬愛修会の3日間、不思議な夢をみました。災害にあって山が崩れなくなった方、横たわっている方に一人ひとり、お経を唱えて歩いている夢、亡くなった方の供養している夢を連続してみました。


夢の意味は、よくわからないのですが、とても濃厚な愛染明王様の敬愛修行会でした。御礼申し上げます。


以上頂いたメール

 

不思議な夢の内容は自分を縛っている古い価値観や信念をまずは認めて、それを新しい自分が弔うという、新生の夢です。

弔いは敬いと認める意味。卒業式でもあり、つぎの世界への入学式でもあります。

 

 

夢は無意識の窓です。

この方の心の深いところでは修行の功徳が現れているということです。

表面的な意識がまだその深いところと馴染んでいないのでザワザワしているのかもしれません。

無理のない範囲で行を続ければ良いですね。

 


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布施弁天にて