金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

富士山と弁天様

昨日は富士山のお話をしていました。

富士山の神様はコノハナサクヤヒメノミコト

これは林羅山が決めたこと。要するに幕府公認ではそう。

それより前はかぐや姫。つまり竹取物語のあの「かぐや姫」ですが、実は赫夜姫で赫赫と夜を照らすお月さまです。

 

色々調べていくと面白い。私は実は弁才天だと思っています。

富士山は六弁天に入っています。

北から陸前の金華山 相州江の島 西は竹生島 天河 厳島

そして富士山

この中で弁天様のお社がないのは富士山だけ。一説に本宮浅間神社の池にある弁天堂がそれともいうが・・・六弁天と言うのはただ有名な弁天様というだけじゃない。

弁才天が本尊の意味だ。

つまり富士山の浅間神社の主祭神が即弁才天でもある。だからという説。

私もそう思っている。富士山大権現は弁才天なり。

富士山の地下には弁才天の浄土があるというのは昔から伝えられてきた話。

この弁才天がつまり天照大神でもある。