第一班の護摩修行に立ち会うため飯縄へ、遠くの山はまだ雪が残っておりますが快晴です。前景は浅間山。
朝8時ちょいに飯縄山東高原に到着。道場はここからすぐです。
さて早速検分開始。行はもう始まっていました。
第一護摩壇のM行者。何やら翼を広げるような不思議な火の形。
金翅鳥のような焔が顕現しました。
こちらは第二護摩壇のO行者
こちらは倶利伽羅大竜かな。背びれみたいのも見えます。
道場に安置している倶利伽羅龍です、なんとなく似てる感じ
O行者の勤める護摩壇の本尊は金色不動スタイルのお不動様です。
いよいよ火消三昧。法則を読むO行者。
まだ、炉にはあかく火が残ります。
残り火を抑えて・・・
見事成就! M行者、無事満行です。
こちらは並行してO行者の火消三昧。
O行者もまた見事成就しました!
一落叉にチャレンジした在家のT居士も含め、めでたく皆満行できました。
検分役には上願寺さんも来てくれました。皆様ご苦労さまでした。合掌。
今日の午後からは間を置かず第二班が入行です、また1週間後には立ち合いに参ります。
皆さん 入門してここまで足掛け6、7年。決して怠けていたわけではないと思う。
私の場合も21歳入門。加行は26歳でした。
それ自体は後に叡山の行院や本山に入って一か月程度で終わることであるのですが6年かけて教えられた。だから加行は人生で三回しました。
それぞれに大きな意味がありましたがやはり基礎をシッカリ教えて頂いておいたからこそだと思う。
それでこそだったと思っています。いきなりではわからない。
ただしこれは学校で言えば義務教育の終了。密教行者としてやれてごく当たり前のことです。自慢するようなことではない。
ただ、内々で喜ぶ程度の物。
これで終わりではない。これからが本当の始まりです。