金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

地獄で仏を待つ

宝篋印塔の書写が送られてくるので連日、宝篋印塔の供養をしています。

あと一回で終わりです。

宝篋印塔の礼拝と准胝仏母の独部法これは破門殺のなかで出会った。

これが講員さまの非常に良い修行になっています。

現世利益をただ御祈願で祈ってもらうというのではなく、講員様の修行と言う新しい一分野ができた。

大限破門殺。二年三か月 

非常に苦しい時期ですが。

そんな苦難の中でこそ出合う仏もあります。

破門門に出会った仏さんだからダメということはない。

地獄で仏ですね。

「今 地獄だあ」と言う方。

もしも地獄で仏に出会いたいなら常に仏に対するアンテナをずっと立ててないとダメ。

探し物ですから無関心や偶然で出会うものじゃない。

かといって、これ難しいのはモード変えてしゃかりきに模索してあっちの神様、こっちの仏様と歩き回っても駄目だということです。

そういうことではない。

むしろ待つ心。

アンテナを立てて平生の信仰で来るのを待つ。

苦し紛れでは間違った電波受信になります。

平静の信仰が物を言います。