金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

「さむらいのこころ」で祈願する

聖天さまへの祈願はいろいろありますね。

病気平癒や営業不振の解消、会社でのパワハラ、セクハラ、

隣人トラブル、家族の内紛などのマイナスの解消。

 

かたや商売繁盛だの営業展開 試験合格 大きな買い物といったプラスの祈願。

マイナスの解消はそれとしてプラスの祈願には志が欲しいものです。

 

 よくお願いは尊天に申しわけないからなるべくしないのがいいと思っていらっしゃる人がいますがそれは違います。

そういう水くさ~い遠慮信仰を天部の神々は嫌います。

飯縄さまなどはせっかちだから「お前は面倒くさいぞ‼ 早く要件を申せ。」と言われる。

尊天はじっと此方を見つめて「・・・黙っていても心のうちは見え透いておる。」と言われる。

 

御願いをかなえるために尊天はいるのです。

それが神々の修行なのです。

頼むも修行、叶えるも修行。祈願は即修行。

人の願いが尽きれば神々の存在は無用です。

志とは使命的祈願のこと。

 

あなたがこの世に生きていてすべきことの祈願。

志と言う字は士の心(さむらいのこころ)と書きますね。

サムライとは主君のために使命を全うするもの。

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今あなたの主君はあなた自身でもあり、貴方や家族を活かしてる社会でもある。

そういう人には魅力がある。

自分のことだけでまとまっちゃってる人はそうではないかも。

志ある祈願ならどんな大きな祈願をかけてもいいでしょう。

それは尊天のご本誓に最もかなうことです。