眼力さんに2人の小学生くらいのお孫さんを連れた方がお参りされた。
遠方のお身内が難しい手術をするというので、お参りに来たと言う。
お茶屋さんでお経の本を買ってお孫さんに渡し、3人で般若心経を読誦して拝み始めた。
初めはもちろんたどたどしかったが、1時間以上繰り返していると声もあってきた。
後におかげで手術も無事に成功したという報告があったそうだ
眼力さんのお茶屋の女将さんが言っていたが、神様に動いてもらうには神様を感動させなければならないと。これは神仏ともに言えることである。
神仏を動かす祈りとは何か?
私自身は三つ心構えがあると思う。
一つは神仏の御誓願に叶うことである。
神仏はご利益製造機ではない。仏教の立場から言えば、神仏がご利益を与えるのは仏道修行者を守るためである。ちょっとでも仏道修行を心がけることは御利益の早道である。と言うか願わずともご加護を賜り、自然に整ってくる。
一つは報恩感謝である
この気持ちがない人は一度ご利益があっても次はない。お稲荷さんの大霊能者であった砂澤たまゑ先生も「神様は感謝の気持ちがない人は嫌いである」と言っている。
一つは真心を込めて祈り、お任せする
あなた自身が無理にお願い事をされたらどうであろうか嫌な気持ちになるだろう。
神仏が自然に動いてくれるようになるには真心を込めて祈り、あとはお任せすることである。
お任せしないと神仏も力を発揮できないのである。