金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

像が差別だからダメなら映画もアウトなんじゃないの。


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風にあおられスカートを抑える往年の大スター マリリン モンロー像

確かにあまり上品ではないが、これが差別的だからダメということは、しいてはマリリンさんのこの映画も上映禁止とかになるんじゃないの?

わざわざ見なけれ内容の知れない映画と違い誰もが目にする場所に設置することに議論はあってもおかしくない。

それはそうだ。 

だが「差別だ」と言うなら問題はこのオブジェに限定されないでしょ。

この程度のお色気表現がダメなら駄目な映画は山ほどある。

それをいうなら胸をはだけたマッチョな男性俳優の像だって差別じゃないの?

俗にセクシーと言われるものはすべて差別になる。

勿論、ホステスの接待するバーやクラブなどもってのほかだ。

亡き日本共産党の市川房江先生が泣いて喜ばれるだろう。

さらにいうなら男性雑誌だの女性雑誌だのと言う区分も差別だし、主婦向け雑誌などとんでもない。

「奥様」とか「主婦」と言う言い方自体が差別だということになろう。

近いうち必ずそういう問題は提起されるとも見ている。

終いに性差別の検閲機関もできるかもしれない。

 

ハッキリ言うけど上品ではないから、住民や市民がこの土地に設置するのに反対するというのは分る。

 

これを差別だというならアメリカは「文化大革命」でもやるつもりかと問いたいね。

 

最近なんでも「差別だ」という差別バカ。日本にもいるけど。大嫌い。

意味が分からない。

むかしの女の子がなんでもかんでも「かわい~!」としか言わないのと同じように感じる。

叩かれるのが怖いから差別と言えばすぐに付和雷同してポリシーがあるようにふるまうけどそれは違うと思う。

 

差別には不当な差別とそうでないものがある。

たとえば違いを単純に「差別」と言うならバリアフリーへの改装だってシニアや足の悪い人に優遇している差別的処置だ。だがどこが悪い?予算出すなと言う人間はいない。

ここまで言うならアメリカはしまいに女性の尊厳を守るのにブルカの着用でもしたらいい。