久しぶりの奥の院での護摩焚きです。亡き前長吏 福家英明大僧正猊下の筆よりおこした「降魔堂」の額
天蓋の紙は普通の奉書です。別に燃えないものでできているわけじゃない。
このように部分的には燃えているものもあるんです。
たとえ火がついてもこれが広がらぬよう抑えるのが火伏の秘法。
うちは密教コースの卒業生全員ができます。
だれでもできるかって?
いいえ、そうでもないですよ。
無理だなとか・・・できそうにない人ははじめから許可しません。密教は人を選ぶべき法門ですから。
どう選ぶか?ですか。それは阿闍梨たるものの胸の内。それが密教。
こ知らの護摩壇は普段は玉龍弁天様を祈ることにしました。
護法摩利支天尊
私の宇賀神修義の修行札
身内ことで恐縮ですが母もやりました。
60代後半で同じく修義をよくやったなと思う。私もまだまだだ。
聖天様、修法終わって全部かたずけようとしたら嫌がる。
どうも「歓喜団はおいていけ」ということなのでそのままに。
まあ、腐りませんから。来月また替えます。
今日は上願寺が聖天壇は拝んだ。
この後上願寺さんが声をとられるというので急遽お加持。
この間、出羽三山で修行してきましたが、その折も「干垂り神」(山餓鬼)につかれてなかなか大変だったらしい。
今回の憑依は彼が葬式したある人らしい。49日しないようなので・・・個人レベルであんたがしてやれと指示。
お加持には表のメッセージと裏のメッセージがあります。
憑霊現象などは表のメッセージでしかない。
裏は神霊からダイレクトに来ます。それは形の上では何の変化も起きない。
だけどもっと深い領域のものです。
裏加持で上願寺さんには「役行者さま」を祀るようご指示がありました。
「今よりずっと楽になるぞ」とのこと。