小山のぶひろ先生は元衆議院議議員の方です。
自民でなく、議員としては民主党にいた人ですが、その説くところは政府自民党には何でも反対というばかりのガチガチ野党でははなくユニークです。
たとえば国防論など独自の展開をしている。
またこの本の「好きです。遠州」のタイトル通り、郷土愛のとても深い人で地元神社仏閣への崇敬も欠かしません。
野党にもいろんな方がいます。
ちょっと面白いので頂いた本を二冊紹介します。
初めてお会いしたころ、知った方にかなり攻撃的で乱暴な人がいてお困りになっていた。
なんでもすぐに激怒しててんではなしというものができない。
その折り、ご相談にのって解決をお祈りしました。
その時も心配そうに「あのう、そうはいってもなんか相手がダメージをうけるようなご祈祷は止めてください。あくまで専守防衛ですので。その心でお願いしたい。」といわれました。
私は「先生、もちろん仏教の基本精神は専守防衛です。するのはあくまで息災祈祷ですから大丈夫ですよ。」と答えたものです。
ふつう、日ごろ紳士的でよさげなことばかり口にする方でも、いざトラブルとなると、おしのびでみえて「迷惑ですからもうコテンパンに懲らしめて欲しい」などという人も来ますから(断りますが)さすがお人柄だ。言行一致の方だと好感を持ちました。
すぐに感情に走り激怒するような人の平和論や国防論は私は信じない。
大きな戦も小さな戦も所詮は人の心の中の瞋恚から出るものです。
そうでないものはない。
与野党の別は措いて政治家でヒットラーのように激烈にまくしたてる人ほど危険なものはない。