うちは非法人の零細寺院だがどういうわけか、寺院経営の相談を受けることもある。
うちよりはるかに大きいお寺様の相談もあった。
もちろん経営学的なことは私は知らない。僭越な話で恐縮する。
どんなことすれば信徒が集まるのか聞きたいというお尋ねである。
ブログでも電話でも私はいらっしゃい。いらっしゃいというより来ないでいいみたいなキツイことを言うほうが多いし、信徒だって多いわけでもないと思うが・・・
ただまあ。在家上りが人家を寺代わりにしているような・・・こんな状況でも、何十年も維持してこられた理由があるとするならただ一つ。
よく拝むこと。
そしてまずなにより自分が本尊の信者ナンバーワンをもって任ずることだ。
自分が信者でないとだめですね。
信者さんの側にたって考えると色々見えてくることもある。
自分は住職だから信者と自分は別だと思ったら大きな間違いだ。
そもそも自分が本尊を信じないで人に信じさせるのは無理。
仏さまから言わせれば それ、詐欺です。
結果本気でよく拝むということになります。
本気で拝めばできることもできないこともダメなこともよいことも全部見えてくる。
ちょっと拝んでみてだめだ・・・とかは話にならない。
あんたの信者はもっと何倍も本気でご本尊拝んでまっせ!