これはかなり前の話。
ある結婚できないという悩みできた女性。
どうしてだろう。何かの因縁かな。
占いを見ても結婚運が悪いといえば悪いかも・・・悪くないといえば悪くないかもというそんな感じ。
「結婚出来たら困ることが若しもあるとしたら何?」と聞いても、「いいえ、わかりません。そんなのありません!」でにべもない。
だが、ある時テレビドラマ見て彼女は気が付いた。
主人公が期待をかけていた男性との恋愛。
それが実は虚偽だったという事実に出会う場面。
彼女は思わず心の中で叫んだそうです。
「そうよ。今こそこの女性ははっきり知るべきだわ。世の中はそんな甘くない!本当の愛なんかがそうやすやすと手に入ってってたまるもんですか!」
そう心で叫んだ彼女はふと気が付いたそうです。
それで愕然とした。
これって実はこころでズーッと叫び続けてきたんだ!
だから彼女はハッピーエンドの恋愛ドラマは嫌いだったそうです。
その叫びは誰に対する叫び方方
誰に?他ならぬ自分にです。
ふと画面を見れば主人公の女子に彼女は自分を投影しているのにも気が付いた。
だから私はこのドラマ見てたんだ!
そしてこの結末が見たかった!
彼女はうまくいかなかった自分の恋愛を呪い続けてきたんだとはじめて理解しました。
そしてそれはとりもなおさず自分そのものへの呪いになっていたことも!
自分の人生なんか毎度お定まりの筋書どおりだとうそぶのなら
自分に呪いをかけていないか。再点検しましょう。