善龍庵
大森義成先生
おはようございます。
いつもご教導賜っております、名古屋市の○○です。
8月1日から14座のお施餓鬼では祖父母と三界万霊の御供養をしていただき、誠にありがとうございました。
自宅供養法の真言念誦の時に、ふと祖父が大きな網を引っ張り上げているイメージが浮かびました。
祖父の網にはたくさんの餓鬼?がつかまっているようでした。
祖母は祖父の脇で合掌して真言念誦をしている様子です。
私の妄想なのでしょうが、その唐突なイメージから
(祖父母も仏様のお手伝いをして、一所懸命に修行しているのかなぁ。“菩提心に目覚める”ということを示して下さったのかなぁ。)と思った次第です。
それまでの自宅供養法は“祖父母の為に…”という意識で行っていたのですが、それからは“祖父母と一緒に本より具えている菩提心を堅固不退にする修行”…という意識へ変わりました。
そして祖父母や三界万霊をご縁として、自らの修行の機会を頂けたことを喜ばしく思いつつ、さらに次の生涯においても、その後もずっと仏縁に出会い、遅々とした歩みでも修行できますようにと願わずにはいられませんでした。
大森先生より常々ご教示頂いていた「ご先祖様と一緒に真言念誦する意識」をとても得心したお施餓鬼供養となりましたこと、大森先生に心から感謝申し上げます。
そして14座の結願日には、素敵な出来事もありました。
従妹の4歳になる子どもと話していた時に、その子がこう言うのです。
「毎日寝る前にお仏壇の前で、バーバと一緒に今日もありがとうございましたって言うの。」と。
その場にいた皆が心あたたまり、私も心の中ですが、その子の仏心に合掌礼拝しました。
引き続きお世話になっております先祖代々の御供養にても、どうぞよろしくお願い申し上げます。
季節の変わり目でございますので、どうぞお身体を御大切にお過ごし下さい。
まずはお礼にて失礼いたします。