痛ましい事件だ。
前途ある若者が愛する剣道の庭でむごい形で殺された。
許しがたい!
武道でも宗教でも修行はどこまでやるかは本人が決めるもの。
プロにでもなるんなら別だが皆、趣味やライフワークのひとつだろう。
ましてやコーチや学校の名誉のために剣道をしているわけではない。
そんなものの犠牲になって何になるのだ。
私も実は宗教もその程度でいいと思っている。
それでも、いい加減は困るのでやめた人はもういれないというような処置をしているがそれはある意味本人の止めるという決断を重く受けとめているからでもある。
そうはいっても決して甘い対応をしているわけではない。
強制はできない。だがすべきことをしない人、してはならないことをする人はやめて頂くことはできる。
そこはお客様本位ではない。
なんでもそれなりになるには命懸けだが、でも、それは自分がすること。人がさせるレベルじゃない。ここは大事だ。
「エ、加行辛いけど、あれってさせられたンだと思う」というような愚かな人はいない。
そんなのは基礎の基礎だ。それができなきゃやめるだけ。
したがって到底できそうにないひとは初めから指導しないだけです。
加行もしないでいろいろ教わりたいというかたもいるがそんなものは何もない。
誰でもオーケーの密教教室的なものはできない。
基本、個人個人がおのれためにこそ向き合うの世界です。