金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

聖天様のお供物は絶対量じゃない

最近はコロナで直のお参りお断りしているので聖天様にお酒が上がらない。

お酒買いに行くと重いので大変です。ほかの買い物ができない。手がふさがる。

大体七日間の修法で一升瓶一本ではたりなくなる。

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お酒でもお供物でもたんと盛れというのが聖天供。

特にお酒はあふれる寸前まで入れる。

絶対量ではなく、多く見えるのが大切だという。酒器がなかなか容量入るので大変。

聖天様は見た目重視といいます。

だから同じ料理でもフランス料理みたいな真ん中に少しだけの盛り方はダメ。

何故、聖天様にお酒供えるのか?

酔っぱらうと本地である仏様の本性が出るんだって。面白いですね。

 

え、わたしですか?

家じゃ一切飲まないです。一人では飲みません。

だってつまんないから。

だから聖天様にあげる日本酒以外はほとんど人様に差し上げてます。

拙寺内での日本酒はとりわけ弁天様の浴酒するので禁忌。一番おいしいとは思う。

でも、正月三日のお祝い以外は飲みません。

ワインとかは・・・料理に使うくらいかな。