常日頃信仰もしてお世話になっているのではなく、全く初めてお参りする霊場で御利益が欲しいなら、お願いはなるべく一つに限るべきです。
あれもこれもならべ立てては真面目に聞いてもらえません。
眷属も「またおんなじ調子の人間が来た。飽き飽きだ。」というくらいのもので動きません。
一つ叶えば必ずお礼参りをしてから次を祈ってもいいでしょう。
真剣な祈りであれば一つをまじめに祈るうちに祈っていいこと、そうでないこと。
信仰のありかたにも学びがある筈なのです。
100円や10円を賽銭箱に入れて家内安全、商売繁盛、娘の結婚、親の健康、息子の進学あるとあらゆること祈るのはまあ「気休め」以外のなにものでもない。
真剣に祈願するなら祈祷をしていないところでも祈祷料に相当する額を賽銭箱を入れるとか、社務所にもっていくとしているという人の話も聞きました。
あり方は熱心であれば別にお金を使うばかりではないと思いますが・・・
わたしは最近はよそさまでは瓦屋根の寄進や修築の御寄付をしています。