どんな成功してお金もかせぎ、地位も得、世の中にひとかどの人物としられてもその心に一片の喜びもないならその人生に価値は薄い。
心に終始喜びをもって生きるなら、路傍の石や草のごとき一生、いずくに生き、いづくに死すとも世間に知ることのない野辺の鳥獣のごとき生涯であっても、実に生きるに値する一生であったといえるのではないか。
人一生の総括はまさにそこにこそあるように思う。
生きててよかった!ということが一つでも二つでもあればその人生は〇だ。
人がどういおうが関係ない。
外見の違いや外聞など広い三千世界から見ればあってもなくても同じようなものではないのか。