家の周囲にはヤモリ君がいっぱいいます。
姿観るのは今が最後。11月には冬眠に入ります。
実はヤモリは昔は日本にいない動物でした。
色々輸入や貿易に伴い、台湾や越南、南蛮など南西の国々から大昔にもう日本にやってきて定着した生き物です。
今やコジュケイやハクビシン同様外来種とは言えない歴史を持つ。その中でも最古参だ。
今どき室町末期くらいからいるハクビシンも外来種で駆除すべきというバカもいるが・・・
なんか動物捕獲業者なのだろうか。最近よく「ハクビシン駆除してるんですが、お宅の庭とかに出ませんか?そのあたり多いですよ。」と電話で言ってくるが、私としてはそういう仕事のほうを駆除したいくらいだ。
「いりません」というと「屋根裏とかに住んじゃうんですよ。」という。
「屋根裏にハクビシンが住もうがが台湾リスが住もうがそんなの気にならない。なんならハクビシンに間貸ししてもいいくらいに思っています。」と言ったらあきれたのか電話かかってこなくなった。
さてヤモリには話を戻す。
このヤモリのすごいところは猫につかまっても殺されない。なぜかという尾を切断してピンピンと跳ね回らせる。猫はそっちばかり気を取られる。
ヤモリ自身はじっとして猫が去るのを待ち、体色も周囲の色に合わせて変化させる。
大した忍者です。
タカちゃんはヤモリ大好きだけど、この手でいつもしてやられてます。
採ったためしない。
ヤモリ君の高笑いが聞こえる。