ずいぶん昔、以前講員だった方で退会にあたり、お掃除とかには来てもいいですか?
というので「いいえ、もう来ないでください。もうここを顧みる必要はありません。」と答えた。
別にまったく腹を立てているわけではない。
ありがたいお言葉を頂いたと今も思ってはいる。
辞めるわけも聞かない。
因縁が尽きれば別れは来る。
ここが終着点の人もいれば、通過点の人もいる。
「いづれの道にも別れを悲しまず」
宮本武蔵先生の独行道にある言葉だが私にとって大事にしていることは多い。
区切りはしっかり付けて引きづらないよう生きている。
決断の心がしっかりしている?
いいえ、真逆です。
極めて心動揺し、いいかげんだからこそ、情や言葉に流されない生き方を大切に心がけています。
かといって何度も言えば心が変わるかと言えばそれはない。
繰り返し言われればますます強固に拒否するよう心をセットしている。
それも自戒のうちです。