いくらということは未定ですが授戒料を値上げする予定です。
理由はひとつは授与品の高騰です。
お袈裟や数珠をお付けしていましたが、特に数珠は値上がりしてきました。
昔は九寸の梅の数珠が3500円くらいでしたが今は7000円を超えます。八寸にしておくかどうか考えどころです。
さりとてプラスチック製のような安物は授与したくありません。
授与品は買っていただくという方法もありますが、そこは込みにしたい。
そうでないとお袈裟はいらないとか、数珠は他宗派ですがあるのでとかいうことになりかねない。
それでは統一性に欠けます。
安いが一番とか、困っている人がいるのだからそれに合わせて極端に言えば授戒無料という考えはさらさらないです。
受ければいいというものではない。
大祭感謝祭だけでも6000円づつかかるし、年会費も1万円かかります。
入講すれば終わりではない。そこからがはじまり。
そういう定例のお付き合いが困難という人は講員にならないほうがいいと思います。
それは無慈悲と思いません。
なぜなら別に講員にならないと苦境が救われないわけでもないし、なったから救われるわけでもないですから。
講員になるのはより仏の教えに近づきたい方のみでいいのです。そのための講員。
祈願だけなら一般には月行事などが盛り沢山あるし。一般信徒さんはそれでいいはず。
ようするに講はかなり熱心な方だけでいいのです。
わけわからない講員は困ります。
ましてや勢いでなるとか付き合いで講員になるとかはまっぴらごめん。
迷惑至極です。
これもお付き合いですので…とかいう人もいますが正面からお断りしています。
この間。以前に講員を辞めて別な道に行くという方から感謝祭の依頼がありましたが、あなたにはもう必要がないのでキャンセルさせていただくという旨を伝えました。
時々、手紙もいただきますが返事も書きません。
怒っているとかじゃまったくない。でもお布施が入るからオーケーとかも思いません。
無駄なことや無用な人つながりはしない主義です。もう関係ない人です。
万事がそのようです。
ハッキリ言ってお金云々よりもいいかげんな人が来ないように足切りしたいほうが主なのです。
そこは大いにためらっていただきたい。
今一つは正規に戒を受けるのは実は内容的にお葬式と同じことをするわけです。
ですがもちろん葬式並みの料金とは言いません。
逆に葬式は高すぎるかもしれない。
でも在家ですので戒名はないですが正規に仏教徒になるにはもう少し高くていいと思います。
正直、今は三万円ですが、あまりたやすく払えるというのはちょっとどうかな?と思います。
勿論、とんでもない!三万円以上はちょっと大金だよという人もたくさんいます。
でも大変なくらいでもいいと思う。そのくらいの値打ちのものでしょう。
少し貯金するくらいで。
でも少なくとも年内は値上げはいたしませんので希望の方はいまのうちにどうぞ。
一回面接をしてということになります。遠方の方でも来るだけの熱心さがないといけないです。