私が若いころ、武術のN先生から月に1000円でもよいからためろと言われた。
これはたとえ1000円でもお金を貯蓄するという習慣がつくからだ。
資産と威張って言えるものはなにもないが、この考えは大事だ。
怖い女性がお目付けにいれば別だが男性の一人くらしだととかく計画的にお金を使わない。
「男が金を持っているとろくなことはない、大体使ってしまう。
だから財布は女房にあづけるもの。」というのがN先生の考えだ。
今では本当にいわゆる奥さんというのは稀でになった。既婚女性も皆働いているが、それでもまあこれは今でも言えるのではないかと思う。
もう一つ蓄財というなら大黒様だ。
大黒天は蓄財の神だ。
いつも言うのだが弁財天はアイデアをくれる。
毘沙門天はそれを実行する力
大黒様は収穫の貯蔵だ。
小槌を持っていない大黒様、棒だったり印を結んでいたりするのもあるけど、袋がないのはいない。
袋は貯蔵のシンボルです。
福神と言ってもおなじじゃない。
企画やアイデアが売り物な仕事なら弁財天だし、とにかく出かけてってプレゼン営業するようなタイプなら毘沙門様。
手固く出るを制する堅実第一なら大黒さまだ。
そしてビジネスチャンスに強いのはなんといっても聖天様。