一、世の中で一番楽しく立派なことは、一生を貫く仕事を持つことである
一、世の中で一番みじめなことは、教養のないことである
一、世の中で一番さびいしことは、仕事のないことである
一、世の中で一番みにくいことは、他人の生活をうらやむことである
一、世の中で一番尊いことは、人に奉仕して決して恩を着せないことである
一、世の中で一番美しいことは、すべてのものに愛情を持つことである
一、世の中で一番悲しいことは、嘘をつくことである
この福沢諭吉の言葉は若いころとっても響いた。
「世の中で一番楽しく立派なことは、一生を貫く仕事を持つことである」
生きがいって何だろう。「これだな!」と思ったのはこの言葉。
それは今も変わらない。
逆にピンとこなかったのもある。
「世の中で一番みにくいことは、他人の生活をうらやむことである」
羨んでもねたむのでないならいいんじゃないの?と思った。
励みにもなるしね。
これも今も変わらない。
今は終生フリーターもいれば転職も当たりまえの時代に、仕事にアイディンティティを求めるというのは古いかもしれない。
一人ならいいだろうが家族がいたらより収入の高い仕事に就こうとするのももっともだ。
でも一生のうち最も多くの時間を費やすのが仕事、だとすれば仕事が楽しければ人生は幸せだと単的に考えた。
勿論人の価値感はさまざまでいい。
人は人だ。
だからこれは私一人の心訓だ。