昨日は甲子の日
大黒天の縁日です。
そこでなかなか作りの良い大黒様をご披露
この歯をむいて笑う少し不気味な顔が福を呼びます!お顔は少し若い大黒さまです。
大黒天は可愛いサンタクロースみたいな好々爺顔なのはダメ。呼ばない。
この尊像は木づちもずっしりとした重みが感じられる。
また台座がいい!宝尽くしに眷属の大黒ネズミ。随所に福を呼ぶ仕掛けアリ。
商売をしている方にはとてもよい。
サラリーマンよりも商売向きです。
講員さま限定ですがもしどうしても迎えたい方があればお申し出ください。
大黒様は大自在天の変化ですから聖天様のお父上にあたります。
「どうしても」つきでお迎えしたい方のみです。
実は私もとても気にっております。(笑)
これは実にいい御像だなあ!と思って入手しましたが・・・「福徳の天部ならお前には聖天尊という方がおわすではないか?」と霊狐さんに言われそうですから。
まあ、以前、信徒総代 S様の寄付してくれた素晴らしい三面大黒天もいらっしゃるし・・・。
こういう場合の仏さんは嫁に行くので養女にいらした昔の女性のような者。
ただし、貧乏でどうにもならないから是非迎えたいというのはお断りします。
問題外です。
ある程度の水準が必要です。
こういう天部の尊像はそういう危機的状況で迎えるものではない。
そこ間違えやすいですがいけません。
福を呼ぶには福分が必要。
福がつきればどんな神様を祭っても無理です。
そして福徳神は神仏への畏敬の念を持って迎えるべきなのです。
福にも種というものが必要です。
現在、困窮して一縷の福分すらないという方には祈願よりもまず滅罪行と徳積みです。
家が衰微しているから天部をお迎えするのは逆効果になるかもしれません。
そういう場合は滅罪の仏である地蔵菩薩や聖観音こそ迎えるべきです。
なので、必ずしも早いもの順ではなくふさわしい方にお譲ります。(いらっしゃなければ譲るのは止めておきます。)
また大黒様は家内の不和合が大嫌いです。家がまとまっていなければ福は来ません。
家族がよくまとまっていることも条件です。
一年に一回供養のため、尊像を当院に持参することも条件です。
追伸
大黒様は勧請主が決まりました。