難切不動尊にお線香とお灯明をお供えして、施主、修行者一同の吉祥成就を祈念。
熊鷹大神に一番大きなお灯明を上げて報恩謝徳。
眼力大神でも大灯明を奉献
施主様修行者様の吉祥成就を祈りました。
眼力さんのお茶屋の女将さんが高齢のためこの度引退なされるそうで、少しお話しさせていただいた。40年間眼力さんにお仕えされたそうです。こんどの大晦日やお正月は引き継ぎのためにいらっしゃるそうです。
話してる途中に、平日にも関わらず次の後継の方が登ってこられたのでご紹介していただきました。この方もお父様の代から50年も眼力さんにお参りしているそうです。
不思議な巡り合わせだなと思いました。
女将さんが眼力さんのお茶屋の後を引き継ぐ時には、眼力さんから不思議なメッセージがあったというのをお伺いしました。
それはあと継ぎをやめようかどうしようかと悩んだとき、ご神前でお祈りしていると、「宇迦之御魂大神だから食べるには困らない。そして、これこれこういうことがある。これこれこういうことがある。」と色々な稲荷山の事情を告げられた後に、「それでもやるか?」と言われたので「はい引き受けます」ということになったそうです。
またある時は夜に眼力さんに上がらなければならなくなり、一人で怖いのでおいなりさんに守って下さいとお願いして登ったそうです。
登っている途中に、数人のお参りの方とすれ違い、その先達の人から「ようけでお参り」と言われて変なことを言われたと思ったそうです。
「ようけ」は関西弁で「たくさん」のいみ。
無事に眼力さんに着いた時に、たくさんの気配がパパッといなくなるのがわかったそうです。
どうやらご眷属がたくさん付き従って守ってくれていたらしいのです。
そんな女将さんも特に砂澤先生のような霊能力があるわけではなく、だからこそこのお茶屋をやって行くことができたと言っていました。
女将さん長い間お疲れ様でした。そしてこれからもお体をお大事にしてください。と握手をさせていただきました。