法螺貝練習していたある方が先達から下手クソだから人前で金輪際吹くなと言われたのでそれから法螺貝がふけなくなってしまったという。
それで私に何とか解除してくださいという。
こういうのは一種の呪いだね。
私が吹くなと言ったわけでもないのにね。
勿論、相手は呪いかけたつもりはないけど働きがそうなっている。
それで、「わかりました。じゃ試しに下手なのかどうか少し吹いてみてよ。」と言ったらなかなか吹ける。雑だけど私なんかより何倍も吹く。
ホントはもうこれで解除だ。
だって吹いてるんだもの。喜んで帰られた。
ほんとにどうにもならないほどにダメなら下手とは言わない。そこそこ吹けるからそういうんだろう。
先達は慢心を戒められたのではないだろうか。
でも吹かなければ上手になる？
事実は全く逆なのは誰にも分かる。
一々人の顔色などうかがって吹いていては練習になるもんか。
下手だから吹いてるんだと言ってやれ。
