聖天様の眷属はビナヤキャ。常随魔と言われるビナヤキャ。
人について回るから常随魔というけど・・・
いかなる祈願に応じるのも常随魔の意味だと思うのです。
悪い祈願でも応じるので常随魔。
でも常随魔は取引で菩薩行するために助けてくれるのではない。
必ず「代わり」を要求する。
叶っても叶わなくても要求します。
断ち物信仰は常随魔信仰になりやすい。
神仏に取引はない。
常随魔に近づくのをあえて聖天様は止めてはくれない。
「そもそもビナヤキャの魔性を引きだしたのは誰だ。お前じゃないのか?」と問われる。
「それもお前が望んだことだ」と言われます。
私の師匠は常々眷属信仰はダメだという表現でこれを教えてくれました。