撃たれて亡くなった医師の鈴木さんは地域の在宅医療を担う中心的な存在で、「患者のために自分の時間を犠牲にして熱心に取り組む責任感のある優しい先生だった。今いなくなるのは市民にとっても医師会にとっても本当に大変な損失で、言葉にならない」と話す。
無惨にも立てこもりの暴漢に殺されてしまった医師。
この先生は一にも二にも患者のこを考え仕事熱心な立派な医師だったと聞く。
実に残念なことだが立派な人間だから安泰に幸せに生きられると決まっているわけではない。
悲しいことだがそれをもって神も仏もないというならそのとおりだろう。
そういう神や仏はいないのだと思う。
だが神も仏も天から見て適当に悪人を罰したり、善人の急場に駆けつける正義のヒーローのようなものではないのだ。アクセスしなければ存在しないも同然。
そしてそのような不幸な結果においてもこのような立派な人は自己の生き方を恨みも悔やみもしないに違いないと思う。
こころより鈴木医師のご冥福をお祈りします。