人間なら100歳超、ウォンバットの「ワイン」最高齢ギネス認定(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
五月山動物園(大阪府池田市)のウォンバット「ワイン」(雄)が、飼育下での史上最高齢としてギネス世界記録の認定を受けた。コアラやカンガルーと同じ「有袋類」で、ワインは母親が交通事故で死んだ際、袋に守られて生き延びた。人間でいえば100歳を超える長寿という。
ワインは、タスマニア島で1989年11月に保護され、当時の体長などから同年1月頃に生まれたと推定される。世界記録は飼育開始から計算し、今年1月末時点で32歳と86日になった。これまでの記録はオーストラリアで飼育された30歳と200日。飼育下での平均寿命は20年ほどという。
五月山動物園にやって来たのは90年5月。国内のウォンバットは、同園で4匹、茶臼山動物園(長野市)で2匹が飼育されている。
飼育員の遠藤太貴さん(33)によると、ワインは人懐っこい性格。開園と同時に散歩し食欲旺盛で、しっかりと昼寝をする「どこまでも健康的」な規則正しい生活が特徴という。枚方市の小学3年生の女児(9)はワインの記録に「こんなにかわいいのに78歳のうちのおじいちゃんより“年上”なんてびっくり」と目を丸くしていた。
オーストラリアでは庭で飼っているというか、住み着いているので仲良くしている家もあるそうです。うらやましい。