一月に林天朗先生の娘さんK先生がご高齢でいままでしていたピアノの教授もやめられて養護施設に引っ越して行かれるので先生が祀られていた仏像や直筆の宇賀神様などをもらってほしいという話。私より十数歳お年上。
K 先生もずっとおひとりできたので仏様のことは後を心配されていました。
そのおりにK先生は西洋陶器の良いものをいくつもお持ちで「残念ですがこれもすべて処分してしまうんです。陶器のもお好きなものがあったら是非、是非もらってください。」というので下のものをいただいてきました。
オルゴールです。
ほかにも素晴らしいものが沢山!でも大きいのでうちもお飾りできません。
で、お餞別にとクマのお人形に甘える猫ちゃんのオルゴールをいただいてきたのです。
ほかにもとっても女性らしいかわいい調度のお部屋で可愛いきれいなお品がいっぱいありました。
これもK先生らしいお品だと思います。
おひとりでピアノ教授を何十年もしてこられ、多くのお弟子さんを養成された凄い方ですが、拝見すればどのお品物にもいかにも愛らしい優しさが感じられます。
ちなみに、いい年のオヤジが可愛らしいオルゴール?なんかほかになかったの?と笑う方もいるかもしれませんが、私はそういうことに抵抗は全然ないんです。人がどう思おうとへっちゃら。これもステキだな!何か普段は見えない毅然とした先生の内面を語るように思っていただいてきました。
曲は1940年ディズニー映画ピノキオの名曲「星に願いを」
「おちついたらご連絡くださいね」と申しましたがK 先生のご健康とこれからの人生も星に願わずにいられません。
好きな曲ですので時々聞いて天朗先生や奥様、K先生を思い出しております。