金翅鳥院のブログ

天台寺門宗非法人の祈祷寺院です。

九州諸社参拝その一 八代妙見宮 点と線

今回は社社参拝の機会も多く得ました。

憧れの八代妙見宮。妙見信仰のひとなら一度はおまいりしたい。

祭神は国常立命と天御中主命。

南面しているようです。

西の壁には白虎

東に青龍ともに四神のひとつ。

                

 

でも北の玄武はない。妙見尊と一体なのでしょう。

正面に当たる南は普通、朱雀(火の精)で赤い鳳凰ですが、ここは水禽の鶴でおさえています。水克火を避ける意味で同じ鳥でも水鳥を配したと見ました。

よく考えてある。

      

近くの山麓に霊符社があります。今ではお社で霊符は出していない模様

ガラスの後ろにうっすら見えるのはガメのお顔!巨大なカメさん。

妙見様の乗る玄武を表した御神輿です。

ここに参ったことで何か形になりました。点と線がつながった感じ。

他の点がどこだかわわからないのですが、たしかにひとつの陣ができた。

完結できた感じです。霊場をつなぐ点と点。これには系統がある。

いくつかのお参りを重ねて初めて最後にきてわかる。

そうしたら新しい世界開きます。

私の妙見信仰もなんとな~くワンランク上がった感じさえしました。

そこはただの思い込みとは思うけど(笑)