風狐さんがいう。
「人間の争いとは別に戦さには柱がある。
今ロシアとウクライナの間には巨大な柱が立っている。」
それはおそらく太古から眠っている人の争いの意識だろう。
必ずそれがリンクしてくる。
それはくすぶり続けてきたのだと思う。何かのきっかけに地上に出る。
ロシア・ウクライナに限らず人が暮らす歴史が長ければどこの国、どこの地域にもそれはある。
憎悪の習合無意識とでもいおうか。
それが目覚める。
形にすれば悪魔だの魔王だのと言えなくもない。
だがもとをたずねればそれはほかならぬ我々人間の意識なのだ。
どんな宗教であれ大地への慰霊を本当は絶やしてはならないと思う。