不妄語とは嘘を言わぬこと。
うそを言うには必ずその前にも後にも嘘がある。
たとえばそんなに興味のないこともうわべだけで興味があるような話をしたら、誘われても嘘を言うようになる。
例えばゴルフをしたことがない。興味もないのに相手の手前、僕はゴルフが大好きなんですと言ってらどうなる。
誘われて、その日は「残念!ちょっと不都合なんです。」ということになる。
で、じゃあ次回にと言われたらまたその時うそを言うようになる。
そもそも興味がないのでといえばそれで終わりなのに…それでは悪いからという噓がいけないのだ。
相手はせっかくなのにといって、誘うために日をずらすかもしれない。
そんなどうでもよい様なことでも噓は連鎖していきます。
だから一番ウソは「自分を偽ること」
噓の原点はそれだ。
それがすべての噓の始まり。
興味が無いなら無いでいい筈だ。
好きなら好きでいい。
誰憚ることがあろう。
そういう噓は生きていくためにつくのだというけど、結局どんどん生きにくくなるための噓になるのだと思いますよ。