鎮宅霊符関連について、山岸乾順師の御本を読み返したり、あれこれ調べていたら霊狐さんから言葉があった。
私が未だ大事なことをわかっておらぬというのでイライラしておられたようだ。
「お前、普通の家内安全と鎮宅祈祷では違うのだ。
何が違うか?わかるか
普通に祈願するのは家のひとの安全だろう。そうだろう。
鎮宅祈祷というのは家の本地を拝むのだ。家の仏性を拝む。
家はモノであり仏性など無き存在だなぞと思うな。
家は人が住んでこそ家だ。
人住まぬ建物は家に非ず。
横に言えば家の空間は家族という縁、縦に言えば家の時間であって一族の因果だ。
故に家はものではない。命の流れあればそこには仏性もあると知れ。
それがわからねば鎮宅の祈祷は存分にはならぬぞ。」